岩手県北上市で自然素材リフォームをしているリフォームの鬼です。
先日は日本の隠れた財産杉を見直すお話しをしました。
国産の木材を使うことには誰もが基本的には賛同してくれます。
しかし・・・??? となるのが現状ではないかと思っています。
それは建築業と林業がコストを中心に別々に仕事をしているからです。
昔・・・といっても私が子供の頃昭和40年代の話しです。
ここ北上では住宅を造る時に自分の山や林の木材を使用していました。
我が家でも、林から切り出された杉が庭に野積みされており
私たち兄弟の遊び場になっていました。
右はその時の写真で、左端が母、その隣が私です。
数年放置された杉は、我が家の庭で製材されて
建築材となって使用されていました。
ほとんど木材は切り倒して自然乾燥が普通だったのです。
自然乾燥ですから、木材が乾くにはバラツキがあります。
全てが乾燥するまでは製材できないので、建築工程を決めるのは
人間ではなく木材そのものだったのです。
宮沢賢治の童話の一説をご紹介します。
「狼森と笊森、盗森( オイノもり とざるもり、ぬすともり)」より
「ここへ畑起してもいいかあ。」
「いいぞお。」森が一斉(いっせい)にこたえました。
みんなは又(また)叫びました。
「ここに家建ててもいいかあ。」
「ようし。」森は一ぺんにこたえました。
みんなはまた声をそろえてたずねました。
「ここで火たいてもいいかあ。」
「いいぞお。」森は一ぺんにこたえました。
みんなはまた叫びました。
「すこし木(きい)貰(もら)ってもいいかあ。」
「ようし。」森は一斉にこたえました。




いい話ですね
私たちの年代が10歳のころまでのことを、現代の技術も使って再生させることが豊かな世界を創っていくことなんだろうなと思います
責任ある世代です(笑)
写真をアルバムを探してきました。
多少色がぼやけていますが
私の心の中では鮮明にあります。
大切な思い出です。