
近年
「ネイルプレート」を用いた木造トラスが利用されています。
その理由はさまざまですが、そのメリットの幾つかをご紹介します。
下記の資料は
日本木質トラス協議会のものを転用しています。
構造の信頼性
ネイルプレートトラスはその一本毎に構造計算がなされた上で製造されます。
つまりその一本毎に構造的な裏付けがなされています。
単なる木材加工品ではなくエンジニアリングされた構造部材であり、性能表示できる部材です。
等分布荷重
トラスは基本的に両端二点支持で設計されます。
これは外壁に等分の荷重を落すこととなり、荷重の分散をはかれます。
荷重のバランスが良い建物は耐震性にとっても良いことで、なおかつ部材を節約することとなります。
間取自由度の向上
前述の通り、トラスは基本的に両端二点支持で設計されます。
これにより中間部の耐力壁、支持壁を不要とします。
(制限区画内であれば)住宅内部に構造的な壁が無いということは、
間取りの自由度が向上すると共に、将来的な増改築等も容易になるということです。
施工工期の短縮
トラスシステムを使うことで、小屋組の工期が短縮できます。
これは単に短縮するということだけでなく、雨に濡れるリスクも減らします。
せっかくの乾燥材での住宅が建て方工事中に雨に晒されることは、後のクレームの原因にもなりかねません。又、レッカー等重機の拘束時間を減らすことにもつながります。
廃材の削減
加工度の高いトラスを使うことは現場でのカットを不要とします。
これは工期を短縮すると同時に現場での廃材の発生を減らします。
現場の廃材の問題は昨今の環境問題もあいまって住宅建設業者が真剣に取り組まねばならない問題です。
熟練技術が不要
トラスによる小屋組みは、図面通りに組み立てれば本来の性能を確保できます。
フレーマーの技量に左右されずに構造安全性が確保される商品です。
又、トラスは工場で生産される製品であり、熟練の技術なしに均一の精度が確保できます。